2016-11-13

結婚式を終えて《2》 ー 長かったKampung生活 ー

結婚式をやるにあたって、
Kampungに6日間滞在だと夫に言われ、
ゲーッ
ですよ。

結婚式の準備を手伝わなきゃいけないのと、
結婚式後すぐにKampungから出てはいけないという、
またよくわからない縛りがあって...
最低でも6日なんだと。

夜にKampungに着き、
翌朝早朝から何やらガヤガヤと、
人が集まってきておる!

トンカントンカンと準備が始まりました。

ここからですよ、
ずーーーーっと大勢の人が家にいて、
夜通し静まることがない!!

私としては、全く休まらないわけですよ。
こんな大勢の中にずーーーーっといることなんて
まずないし、
私、一人が大好きな人間なので、
ものすごく辛いんですね、
ずっと人と一緒にいるのが。

それなのに、こんな大勢の人がずっといる。
しかも、よく知らない人たち。
もう逃げ出したい気分でしたね。

さらに、Kampungに着いてから
チビ子は手足口病発症。
口内炎のせいか、全くものを食べれなくなってしまった。
夜は泣いて泣いて眠れない。
その翌朝、顔全体にまでブツブツが広がり、
顔が変わってしまうほど。

前回のKampung滞在でも
チビ子はブツブツに侵されてるんですね。
その時は足と手にブツブツができて、
しきりに掻いてて、
全部のブツブツが膿を持つまでに。
そう、とびひになってしまったんです。

なので、またか、と。
Kampungに来るとブツブツに侵される。
そんな図式が頭に。
もうKampungうんざり。

私は、もうデンパサールに帰りたかったですね。

誰もそんなこと許してくれませんけど

毎晩毎晩泣いて眠れず、
こちらも睡眠不足。さらには朝から晩まで
結婚式の準備。


この結婚式、
会場は家なんですけど、
その家を結婚式会場にすべく、
庭に日除けになるよう、屋根を作ったり、
料理を作る場所を作ったり、
などなど、すべて手作りでした。
それを親戚の方々が手伝いに来てくれて、
みんなで作り上げていくんですね。
これは男の仕事。

女の仕事は、
このお手伝いに来てくれる方々のために
ご飯を作る。
これがメインでしょうか。
量が多いんで、なんかずーっと料理をしてる、
そんな感じでした。
あとはそのお片づけや掃除等々。

ここは主役がこんなに働かなくてはいけないのか...

バリはみんなこんな感じなんでしょうか?
うちだけ?

結婚式前の2日間がこの準備期間だったんですけど、
寝不足というか、ほぼ寝れてない夜が続いての
この準備+ずっとたくさんの人がいる。

結婚式を迎える日には
心も体もクタクタでしたね。

以前、義母は
「結婚式なんてお寺でたった2時間だよ。
あなたはただそれだけ、簡単よ!」と。
「準備が大変なのよ。でも、準備はこっちでやってるから」と。
言っていたのだ。

全くの大嘘じゃん!! 

なので、私はこのたった2時間で済むと思っていたのだ。

それが...


確かに結婚式のお寺で行う儀式は2時間ほどでした。
これは一番最後でしたね。

これに付随する諸々がまぁ長いって話で、
誰もそんなことは教えてくれなかったのでした

この儀式のある前日に
日本で言うところの披露宴的な?
客人をもてなす日が1日設けられているんです。
お祝儀を頂いて、食事を振舞うという。

これも朝は6時くらいから一日中地べたに座らされ、
お尻が悲鳴をあげましたね

こんなにもお尻って痛くなるもんなんですね。
こっちの人ってどういうお尻してんだか!?
なんで平気なんですかね?

そして翌日、メインの儀式の日。

結婚式の前に私がバリ人になるための
儀式が待ってました。

清めの儀式とでもいうんでしょうか。
この儀式をやった後、
udah bersih もうきれいになった」と
義父が言ってました。
後、Potong Gigiですね。
歯を削られるっていう、アレです。

このバリ人になるための儀式、
バリ人が誕生してから、成人になるまでの
すべての主要な儀式を一気にやるんで、
供物が大変な量でした!!!

いったい何羽のニワトリがあの中にいたんだろう?

このお供え物にも何万円とかかってるそうです。

この儀式が終了し、晴れて?バリ人となった私。

いよいよ結婚式です。

ここでようやくお寺へ。

やっと、やっと終わった........

その夜、ようやく静かな夜が訪れたのでした。

で、翌日からは会場を解体して、
お片付けです。

休まる暇がない💦

そして、やっとデンパサールに戻れるって日に、
なんと私、Masuk Anginでダウン。笑

一日ずっと寝込むハメに。

結局一日追加で計7日、Kampung

病気に始まり、病気に終わるという、
Kampung生活でした。

バリ人の結婚式、ハード過ぎ

この時に、チビ子にはバリ人以外の方と結婚してもらいたい!!

切なる希望を抱いたのでした




つづく


にほんブログ村 海外生活ブログ バリ島情報へ
ランキングに参加中
今日もご覧いただきありがとうございます!

0 件のコメント:

コメントを投稿