2016-11-10

結婚式を終えて

先日、正式な結婚式を終えてきました。

終えて一言。

なんて大変なんだ、バリの結婚式!!!!!!!

まず、正式って何よ!? って感じですよね? 笑

あるんですよ。
このバリヒンドゥー教は、とにかく「縛り」が多い💦

こういう時にあれしちゃダメだ、これしちゃダメだ。
これをするならああいう時に、こういう時に。
なんていう...


結婚式なんて、二年前に終えてるんですよ。
こっちの人は、「小さいやつ」っていう風に言ってますね。

妊娠が先だった私なので、
日々お腹が大きくなっていきますよね?
お腹が目立つようになってくる6ヶ月を過ぎると、
もう正式な結婚式はしちゃダメなんですって。
でも、結婚式を済ませていない親から生まれてきた子は
村で受け入れてもらえないだ、
そうなると夫の家族が辱めを受けるだなんだ、言ってましたね。

宗教なんですかね、これ?
宗教というよりも村社会の掟のようにしか
私には思えないんですけど。

そして、6ヶ月を過ぎてくると、
今度はいつ子供がお腹から出てくるかもしれないと、
結婚式前に出てこられては困るんですね。
ほら、受け入れてもらえないですから、村に。
なので、焦り始めますよ、夫の家族 笑

私、すでに「結婚します」と返事はしてたんですけどね。
そんな焦る必要なんてなく、準備を進めていけばいいだけの話、
なはずなんですけど。

今思えばこういう性分なんだな、って。
うちの家族。笑

と、二年前に無事にこの小さい結婚式は終えまして。

チビ子誕生。

赤ちゃんが6ヶ月の儀式を迎えるまでは
母子ともに「Kotor 汚い」とされ、
お寺に入ることは許されません。
なので、正式な結婚式はこの間行えないんですね。

で、この6ヶ月の儀式を終えて、
晴れて母子ともにお寺へ入れるようになると、
お義父さん お義母さんは正式な結婚式を
やらねばっと、やきもきし始めてたわけです。

そんな親の気持ちとは裏腹に息子(夫)は
チビ子がもっと大きくなってからだと、
先延ばしにしてきて...

やっと大体目処がついてたところに
夫の祖父のお葬式が入ってきて、
また延期。

おそらく、お葬式後いついつまでは
ウパチャラ(宗教儀式)禁止とかなってるんですよ。
バリ語でやいのやいの親子で話してて、
そんな雰囲気でした 笑
私、バリ語はわかりませんので。

そんなこんなで、この11月にようやく結婚式を終えることが
できたのです。

「ようやく結婚式を終えれた」
と喜んでるのは、お義父さん お義母さんですね。
これで肩の荷が下りたと思います。

いろんな宗教の意味合いがあるみたいなんですが、
私にはまだ分からないので、

私はまだまだ私個人目線で物事を見ています。
私個人としては、
結婚式なんて、どうでもいいんです。
ていうか、もうやってるじゃんっていう。
あれで十分なんじゃないの!?と。

私もそうですが、
夫の両親も余裕のある暮らしなんてしてないんです。
結婚式やるなんて、大変ですよ。
そんな必死になってお金探すようなことしてまで
今、やらなければいけないことだとは
私には思えなくて。

聞けば、バリ人同士の夫婦だって、
この正式な結婚式やってない人、
いっぱいいるっていうじゃないですか。

なんだかな〜、ですよ。

ある時、お義母さんが言ったんです。
結婚式の(お金の)算段はついている、と。
あれをこうしてああして...
でも結婚式は大体プラスになるから、と。
お祝儀で出費よりもプラスになって返ってくる、と。
それを聞いて安心したわけですよ、私。

プラスが出て、お義父さん お義母さんが
ちょっでも潤うならいいんじゃない、と。

それなのに...

なんだそれ!?

ですよ。


つづく




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