同じコス(アパート)に住むオージー男性とインドネシア女性のご夫婦。
なんと私と同じ時期に妊娠してたんですね!
お互いこのコスに越してきて程なくして妊娠…と、
なんともめでたいコスだな~、なんて。
そして、彼女は私よりも2週間ほど後に出産。
今、赤ちゃんは1ヶ月が過ぎた頃。
その赤ちゃんが、2日程前からオギャオギャとよく泣いてたんですね。
それまでは、泣き声をほとんど聞いたことなかったのに。
すごいあやし上手ママなんだな、きっと。
で、昨日も夕方からずーーーっと泣いてる赤ちゃん。
夜7時過ぎに何やら男性の声が聞こえてきて(インドネシア語の)、
誰だろ?大家さんかな?
と思ってた時にうちの旦那さん帰宅。
聞いたら、大家さんじゃないよ。
下で火をおこしてるよ、って。
え、誰が何で!? ですよね。
(あ、彼女は1階、ウチは2階に住んでます)
下を見てみたら、ホントだ!
火がボーボーとしてます!
ちょっと突然でビックリしたんですけど。
日本の感覚でいくと、あり得ませんよね。
賃貸物件に住んでて、その敷地内で勝手に火をおこすとかって...
旦那さんが言うには、
Gangguanを追い払う為、だとか。
このGangguan、日本語だとどう言ったらいいんでしょうか。
悪さをしてるヤツ。邪魔してるヤツ。といった感じでしょうか。
そのGangguanのせいで赤ちゃんが泣き止まないんだ、と。
そのGangguanを火で追い払ってるんですね。
少しすると、泣き声も止み、火も消されてました。
そして、男性が「また泣いたら連絡して。何時でもいいよ。」
と言って去っていったんですが、
何時でもいい!?
夜中とかにまた火をおこされたりするの、怖いんですけど。
これ、割とすぐ終わったからいいんですけど、
泣き止むまで続けるものらしいんですね。
(火事とか気になるんですけど)
Gangguanとの戦い、でしょうか。
火をおこせば誰でもできるんじゃなくって、
そういうのができる人がいるんですね。
そういう方をパラノルマルというそうです。
日本だと何でしょ? 霊媒師とかでしょうか?
パラノルマルは、
亡くなった方を呼んで話をさせてくれたりもするらしい。
見えない世界と繋がってる人ですね。
彼女はロンボク人。
宗教は違えど、バリでも同じことをやるそうです。
土着的なものでしょうか?
こちらでは、良くも悪くも何かあると必ずと言っていい程、
「見えない世界のせい」なんです。
今回のように、
理由も無く赤ちゃんが泣き止まない!
Gangguanなんじゃないか!?
と。
そんなこともあるよね、親側から見ると
理由が分からず泣いてる、泣き止まない、なんて。
そんな時私たちは、
具合が悪いのかな? 病院に連れて行こうかな? となりますが、
彼らは、
Gangguanだ! 霊媒師呼ぼう!
となるんですよ。
本当かよ!? と思うこと多々ありですが、
以前に「BALIの不思議」でも触れましたが、
しょっちゅう聞いてるうちに感化されてきちゃってる私 笑
ウチの子だってギャーギャー泣き止まないことありますよ。
そんな時、Gangguanなんじゃないかって頭によぎったり 笑
私もいつかこういう思考回路になるんでしょうか?
でも、パラノルマルが霊を呼べるんなら、
私は大好きだった祖母と話がしてみたい!!